作家の才能と創作を愛する女は、凶悪なシリアルキラー
『ミザリー』は、スティーブン・キングの小説が原作のサイコホラー映画。
ロブ・ライナー監督が映像化し、1990年に米で公開されました。
主演のキャシー・ベイツが主演女優賞を受賞するなど、『ミザリー』はホラー映画を代表する作品の一つに数えられている傑作です。
怖いホラー映画、面白いホラー映画といえば、必ずといっていいほど挙げられる『ミザリー』。
そんなスリル極まる『ミザリー』のあらすじや見どころ、撮影秘話などをご紹介します。
ホラー映画『ミザリー』作品情報
原題:Misery
製作国:アメリカ
公開:1990年
収録時間:107分
<スタッフ>
監督/製作:ロブ・ライナー
原作:スティーブン・キング
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
音楽:マーク・シャイマン
撮影:バリー・ソネンフェルド
<キャスト>
ポール・シェルダン:ジェームズ・カーン
アニー・ウィルクス:キャシー・ベイツ
バスター保安官:R・ファーンズワース
ヴァージニア:F・スターンハーゲン
マーシャ・シンデル:ローレン・バコール
『ミザリー』は、スティーブン・キングの同名小説を、ロブ・ライナー監督が映像化した作品。
雪山で事故を起こし瀕死状態の作家を、元看護師の女が救助し自宅で看護することに。作家の熱狂的なファンである女は、作家の新作『ミザリー』を作り直せと発狂します。監禁し拷問をくわえる女と、命がけの脱出を試みる作家を描いたサイコホラー映画です。
アカデミー主演女優賞とゴールデングローブ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞したキャシー・ベイツの演技が凄まじく、圧倒的です。
ホラー映画『ミザリー』あらすじ
映画タイトルである『ミザリー』とは、本作に登場する作家が執筆している小説タイトルのこと。『ミザリー』というベストセラー小説を軸に、ストーリーが展開していきます。
雪山で交通事故を起こし瀕死状態のベストセラー作家ポールは、元看護婦アニーに救助された。ポールの熱狂的なファンであるアニーは、ポールを自宅で看護することに。しかし、ポールの新作「ミザリー」に納得のいかないアニーは、しだいにポールを監禁し拷問をはじめるのであった…。
ホラー映画『ミザリー』見所|ネタバレ
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— れふてぃ (@dl_pe2) December 2, 2020
原作がスティーブン・キングの小説
世界を代表するホラー作家、スティーブン・キングは、『キャリー』『イット』『シャイニング』『ペットセメタリー』など、数多くの人気ホラー映画を世に生みだしています。
映画『ミザリー』も、スティーブン・キングの代表作に挙げられる傑作です。
人間の狂気を描いた怖いホラー映画『ミザリー』ですが、原作は映画よりもはるかに怖いと評判です。
ハリウッドの名優二人の圧巻の演技力
— Kathy Bates (@MsKathyBates) December 16, 2018
キャシー・ベイツ
<代表作>
『黙秘』『タイタニック』『ミッドナイト・イン・パリ』など
キャシー・ベイツの狂乱した圧倒的な演技は『ミザリー』の一番の見どころです。見る人を恐怖の淵に落とし込む圧巻の演技は、第63回アカデミー主演女優賞と第48回ゴールデングローブ主演女優賞(ドラマ部門)に輝きました。なんど見ても、キャシー・ベイツは演技ではなく本物のサイコパシーにしか見えません。凄まじい演技力は必見です。
ジェームズ・カーン
<代表作>
『ゴッドファーザー』シリーズ『イレイザー』など
男性主役は原作者スティーブン・キングと同じベストセラー作家。リアルに描かれた有名作家ならではの苦悩や心境は、まるでスティーブン・キングが自身を投影しているかのようです。作家はほとんどが寝たきり状態という難役を、ジェームズ・カーンが見事に演じきっています。恐怖心の表現や悲痛な表情など、「これって本気で襲われてるんだ(笑)」と思えてしまう演技力です。
乳幼児60人余りを殺害した実在のシリアルキラーがアニーのモデルとなった?
ジェニーン・ジョーンズ
別名「死の天使」
1970年代から~1980年代アメリカ。ジェニーン・ジョーンズという看護師の女が、小児ふたりの殺害と殺人未遂の罪で実刑判決を受けました。正確な人数は明らかにはなっていないようですが、地元メディアでは、殺害した人数は40人以上に及ぶと報じています。60人前後の乳幼児を殺害した可能性があるともいわれています。
史上まれにみる殺人鬼ジェニーン・ジョーンズが、『ミザリー』に登場するアニー・ウィルクスのモデルになったのではないかとされています。
ドラマ版「キャッスルロック:ミザリー ~殺人へのシナリオ~」
2020年8月から配信されている米人気ドラマ『キャッスルロック:ミザリー ~殺人へのシナリオ~』にアニー・ウィルクスが登場します。
脚本スティーブン・キング、製作総指揮は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『LOST』のJ.J.エイブラムス。凶悪な殺人鬼アニー・ウィルクスの起源に迫るミステリーホラーです。
スタッフ
製作総指揮 :J.J.エイブラムス
製作総指揮 :スティーヴン・キング
キャスト
アニー・ウィルクス … リジー・キャプラン (田中理恵)
ポップ … ティム・ロビンス (安原義人)
ジョイ … エルシー・フィッシャー (上條沙恵子)
アブディ … バーカッド・アブディ (五十嵐明)
ナディア … ユスラ・ワーサマ (鹿野真央)
■公式サイト:キャッスルロック:ミザリー
映画『ミザリー』 SNSでの口コミ
ミザリー面白いですよ~!30年くらい前の映画だと思いますが、現代でも通用する人間の狂気が描かれていて素直に怖いです:( ;´꒳`;):
— レン@メルスト (@ren_melst_809) December 2, 2020
あと1箇所めちゃくちゃ痛いシーンあるので注意です。。。
私の一番の恐怖はスティーブンキングのミザリー。映画だと歩けないように足首を巨大ハンマーでぶっ叩くシーン、小説だと切断してバーナーで焼くのよね😱
— caramel🦀 (@caramel_xxx_jp) November 17, 2020
たまに超怖い映画を観たくなる。
— 新垣ことり💗12/13名古屋撮影会🐳 (@AragakiKotori) November 20, 2020
今のところミザリーが一番(*´꒳`*)
私が小学生の時に親が観てて、いたいけな少女の心に壮絶なトラウマを植え付けたことは死ぬまで忘れません✨
スティーブン•キング監督大好き❤#ホラー#オカルト#怪談
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