映画『ゾンビランド』は最高に面白い!怖くて笑える痛快ホラーコメディ

考察・感想・ネタバレ

ホラーコメディ映画の中でも上位の人気を誇る『ゾンビランド』。数多くの映画賞の受賞やノミネート、北米でのゾンビ映画の興行収入歴代1位を記録しているなど、世界的に高い評価をうけている傑作だ。今回は、そんなゾンビランドの見どころ、あらすじ、レビューなどを紹介する。面白いホラー映画探しの参考にしてもらえたら幸いだ。

ホラーコメディ映画『ゾンビランド』作品情報

原題:Zombieland
製作国:アメリカ
公開:2009年
収録時間:87分

<スタッフ>
監督:ルーベン・フライシャー
音楽:デヴィッド・サーディ
脚本:レット・リース/ポール・ワーニック
製作:ギャヴィン・ポローン

<キャスト>
タラハシー:ウディ・ハレルソン
コロンバス:ジェシー・アイゼンバーグ
リトルロック:アビゲイル・ブレスリン
ウィチタ:エマ・ストーン
406号室の女:アンバー・ハード
ビル・マーレイ(本人役)

笑いあり、恐怖あり、ラブストーリーありのホラーコメディ映画。ゾンビランドは、ホラー映画が好きではない人でも十分に楽しめる痛快エンターテイメントだ。

監督は、L.A. ギャング ストーリーやヴェノムを手掛けたルーベン・フライシャー。キャスティングも注目で、ハリウッドの人気スターらが共演している。2019年には続編『ゾンビランド:ダブルタップ』が公開されるなど、高い人気を誇っている。

ホラーコメディ映画『ゾンビランド』あらすじ

謎の新型ウィルスによってゾンビだらけになった世界。自ら考えた「32のルール」を守って生き残っていた引き籠り青年コロンバスは、タフガイのタラハシー、美人詐欺師姉妹のウィチタとリトルロックに出会い、ゾンビがいないと噂される遊園地を目指すが…。

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ホラーコメディ映画『ゾンビランド』ここが面白い!ネタバレ

ゾンビランドの代名詞「32のルール」

©Sony Pictures Entertainmen

ゾンビランドの物語りは、32のルールが中核になっている。ルールはどれもユニークで、『二度撃ちして止めを刺せ』『英雄になるな』『後部座席を確認しろ』など、ゾンビ映画にありがちなシーンやイメージを効果的に盛り込んだ内容だ。斬新で、ユーモアセンスに富んだ32のルールは、ゾンビランドの象徴となった。

一部抜粋
ルール1:有酸素運動
ルール3:トイレに用心
ルール7:旅行は身軽であれ
ルール10:素早く振り向け
ルール18:準備体操を怠るな
ルール32:小さいことを楽しめ

ハリウッドスターの豪華共演

©Sony Pictures Entertainmen

ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリンなど、21世紀ハリウッドを代表するスターらが共演を果たした。また、映画界の重鎮ビル・マーレイが本人ゾンビ役でカメオ出演している。ホラー映画史上まれにみる豪華なキャスティングは、ゾンビランド大ヒットの一因となった。


顔ぶれだけではなく、それぞれの役柄がエキセントリックでとても面白い。ウディ・ハレルソン演じるタラハシーは、最強ゾンビハンターの異名をもつ剛腕でありながらも、好物はスポンジケージという印象的な人物。エマ・ストーンとアビゲイル・ブレスリンは、詐欺を働きながらゾンビ社会を生き抜くバイタリティ溢れる姉妹を演じている。ユニークな登場人物たちがジェシー・アイゼンバーグ演じる気弱なコロンバスと絶妙に絡み合い、面白さを増大している。

「最強ゾンビハンター」タラハシー

©Sony Pictures Entertainmen

カウボーイハットがトレードマークの武闘派男。武器や銃を使いこなし、ゾンビを軽々となぎ倒していく。愛車は武装したキャデラック。息子の命を奪ったゾンビたちを抹殺するために旅をしている。

美人詐欺姉妹・ウィチタとリトルロック

©Sony Pictures Entertainmen

息の合ったコンビネーションで他人から金品を窃取する。コロンバスとタラハシーに出会い一緒に旅をすることになるが、姉妹は男たちを騙しながらゾンビがいないと噂された楽園・パシフィックランドを目指す。コロンバスを騙すはずの姉ウィチタだったが、同じ時間を過ごすうちにコロンバスに好意を抱くようになる。

コメディと恐怖が見事にシンクロ

©Sony Pictures Entertainmen

痛快なコメディの中に、ホラー映画としての恐怖もしっかりと練り込まれている。序盤に登場する「隣りの女ゾンビ」がコロンバスを襲うシーンや、スーパーマーケットでゾンビと戦うシーンなどは迫力満点。王道ホラー映画にはないオリジナルの緊張感を漂わせている。

爽快なストーリー展開

©Sony Pictures Entertainmen

テンポの良さと緩急のバランスが抜群で、ラストまで飽きることなく鑑賞できる。物語りは、笑いと緊張を織り交ぜながら駆け抜けていき、余韻を残したエンディングを迎える。まるで打ち上げ花火のようなお祭り的な映画だ。

ホラーコメディ映画『ゾンビランド』SNSでのレビュー

ホラーコメディ映画『ゾンビランド』まとめ

ゾンビランドは、圧巻のキャスティング、痛快なストーリー、爆笑のコメディ要素など、どれをとっても抜群。クオリティ高いエキサイティングなホラーコメディ映画だ。爽快な気分にもなれるので、ストレス発散映画としても最適。未見の方は是非一度、ご鑑賞あれ。

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